[用途の概要]

使い勝手の向上をテーマに、これまでの共焦点顕微鏡の利用の多くがプレパラートの観察だったことを考慮して正立型の鏡体を使い、さらに電動ステージでの自動スキャンやGasP検出器やレゾナントスキャナによる高感度高速スキャンを実現しました。

[仕様]

・レーザー
 LD:405nm
 LD:488nm
 DPSS:561nm
 LD:640nm
・顕微鏡
 機種:Nikon Ni-E
 対物レンズ:10x, 20x, 40x, 60x, 100x

[利用方法]
  • 制御・解析ソフトウェアのフル説明書や無料のビューアーはBISONからダウンロード可能です。
  • 油浸レンズを使ったときは、必ずクリーニングして下さい。低倍率レンズに切り替える時は試料側のクリーニングも必須です。
  • ネットワークには接続しません。データの持ち出しはUSBメモリでお願いします。
[設置年度]

2020年度


[用途の概要]

使用する色素を選ぶだけで自動的にレーザーの波長やフィルタの設定をするだけでなく、一段目のPMTへの分岐に回折格子を使ってバンド幅を可変にし、二段目の色素との組み合わせで感度と漏れ込み防止のバランスを取ります。Leicaを買った頃とはパソコンの能力が数百倍も上がり、かなり使い心地が良くなりました。

[仕様]

・レーザー管
 LD:405nm
 MultiColor Ar:458nm, 488nm, 514nm
 He-Ne (G):543nm
 He-Ne (R):633nm
・顕微鏡
 機種:IX81 微分干渉モデル
 対物レンズ:4x, 10x, 20x, 40x, 60x, 100x

[利用方法]
  • 観察に必要ないレーザー管の電源は入れないで下さい。使用料は電源をいれたレーザー管の本数に比例します。
  • Windowsのユーザ名は「confocal」、観察ソフトウェアのユーザ名はイントラの講座アカウントを使用して下さい。
  • 油浸レンズを使ったときは、必ずクリーニングして下さい。低倍率レンズに切り替える時は試料側のクリーニングも必須です。
  • ネットワークには接続しません。データの持ち出しはUSBメモリでお願いします。
[設置年度]

2004年度


[用途の概要]

比較的簡便に使えるよう多くの機能を自動化した共焦点顕微鏡です。ソフトウェア上のガイドに従っていくだけで、資料の全体像と選んだ場所の高倍率像が得られます。

[仕様]

・光源
 LDレーザー:405nm, 473nm, 559nm, 635nm
・対物レンズ
 低倍率側:10x/NA0.4
 高倍率側:60x/NA1.35 oil

[利用方法]
  • 油浸レンズを使ったときは、必ずクリーニングして下さい。低倍率レンズに切り替える時は試料側のクリーニングも必須です。
  • ネットワークには接続しません。データの持ち出しはUSBメモリでお願いします。
[設置年度]

2014年度


[用途の概要]

以前のモデルに比べるとオートフォーカスが劇的に速くなり、ステージの動きもキビキビとして使いやすくなりました。広い範囲を撮影し画像を結合するには最適です。

[仕様]

蛍光キューブ:DAPI用, GFP用, TRITC用
対物レンズ:4x, 10x, 20x, 40x,60x

[利用方法]
  • 油浸レンズを使ったときは、必ずクリーニングして下さい。低倍率レンズに切り替える時は試料側のクリーニングも必須です。
  • ネットワークには接続しません。データの持ち出しはUSBメモリでお願いします。
  • 生細胞のタイムラプス撮影にも対応しますが、まずはご相談ください。
[設置年度]

2023年度


[用途の概要]

ごく普通の正立型蛍光顕微鏡です。もちろん明視野の観察も出来ます。研究支援で作ったプレパラートの観察にどうぞ。

[仕様]

蛍光キューブ:WU, WBV, WIG, WIBA
対物レンズ:4x, 10x, 20x, 40x

[利用方法]
  • 水銀ランプは頻繁にON/OFFしてはいけません。
  • ネットワークには接続しません。データの持ち出しはUSBメモリでお願いします。

[用途の概要]

ごく普通の倒立型蛍光顕微鏡です。明視野観察は位相差タイプです。保温装置などの持ち込みはセンタースタッフに相談して下さい。

[仕様]

蛍光キューブ:WBV, WIG, NIBA
対物レンズ:4x, 10x, 20x, 40x

[利用方法]
  • 水銀ランプは頻繁にON/OFFしてはいけません。
  • ネットワークには接続しません。データの持ち出しはUSBメモリでお願いします。

[用途の概要]

冷却CCD方式の化学発光検出器です。上記LAS-1000Plusの後継最終モデルで、感度、使い勝手ともに大きく向上しました。紫外励起から近赤外励起までの蛍光検出にも対応しています。もうじき低ノイズでダイナミックレンジの広い近赤外蛍光が流行るんじゃないかと予想してみました。

[仕様]

最大撮影範囲:21cm x 14cm
CCD:320万画素 スーパーCCDハニカム
蛍光モード:UV LED (365nm)、410nmローパスフィルタ
      青色LED (460nm)、510nmローパスフィルタ
      緑色LED (520nm)、575nmローパスフィルタ
      赤色LED (630nm)、670nmローパスフィルタ
      赤外LED (710nm)、785nmローパスフィルタ
解析部:iMac (Mac OSX)

[利用方法]
  • 本体の電源は、取り込みソフトを終了してから切って下さい。
  • ネットワークに接続しています。
  • プリンタはありません。
[設置年度]

2009年度


[用途の概要]

冷却CCD方式の化学発光検出器です。上記FUJI LAS-4000がGEに事業譲渡された機器なので、ハードウェア的には同等、ソフトウェアもWindows版ではありますが使い勝手はそっくりです。

[仕様]

最大撮影範囲:21cm x 14cm
CCD:320万画素 スーパーCCDハニカム
蛍光モード:UV LED (365nm)、410nmローパスフィルタ
      青色LED (460nm)、510nmローパスフィルタ
      緑色LED (520nm)、575nmローパスフィルタ
      赤色LED (630nm)、670nmローパスフィルタ
      赤外LED (710nm)、785nmローパスフィルタ
解析部:DELL (Windows 7)

[利用方法]
  • 本体の電源は、取り込みソフトを終了してから切って下さい。
  • ネットワークに接続していません。
  • プリンタはありません。
[設置年度]

2013年度


[用途の概要]

安いマイクロプレートリーダはフィルタで波長を変えるため手持ちのフィルタの種類で使用出来る色素が限定されますが、この装置は回折格子を使用しているので任意の波長での測定が出来ます。

[仕様]

波長範囲:340〜750nm
波長帯域幅:5nm
波長精度:<±2.0nm
OD表示領域:0.000〜4.200 OD
OD直線性:0.000〜3.000 OD
精度:±1%、0〜2.0 OD
再現性:±1.5% 0〜1.5 OD
光源:キセノンフラッシュランプ
検出部:シリコンフォトダイオード
測定時間:9秒/96ウェル (1波長測定)

[利用方法]
  • 電源が劣化して寝起きが悪くなっています。電源ONのままにしておいてください。
[設置年度]

1997年度


[用途の概要]

上の分光光度計の更新で、同メーカーの最新機を導入しました。使い勝手はほぼ同じです。384ウェルプレートと標準キュベットにも対応します。

[仕様]

波長範囲:190〜1000nm
波長幅:<±2.0nm
OD表示領域:0.0〜4.0 OD
OD直線性:0.0〜2.5 OD
精度:<±0.006 OD ±1.0%、0〜3.0 OD
再現性:±1.0% 0〜2.0 OD
光源:キセノンフラッシュランプ
対応プレート:96/384ウェルプレート
測定時間:9秒/96ウェル (1波長測定)

[利用方法]
  • 自動保存機能は廃止されたので、計測後は速やかに保存を推奨します。
[設置年度]

2021年度


[用途の概要]

上記マイクロプレート分光光度計の蛍光バージョンです。励起光と蛍光の両方を回折格子で分光しますので、かなりマニアックな色素でも対応出来ます。

[仕様]

励起波長:250〜850nm
蛍光波長:250〜850nm
波長帯域幅:9nm
測定時間:15秒/96ウェル (1波長測定)
対応プレート:6〜384ウェルプレート

[利用方法]
  • トップリード用のアダプタは左側の引き出しの中です。
[設置年度]

2004年度


[用途の概要]

こちらは化学発光バージョンです。フォトンカウンティングとアナログ光度計の2台のセンサーで幅広いダイナミックレンジを確保しています。また、2台のインジェクターを搭載し、複雑な測定プロトコールに対応します。

[仕様]

公称ダイナミックレンジ:9桁
検出波長:380〜630nm
波長帯域幅:9nm
測定時間:1秒〜/ウェル
対応プレート:96ウェルプレート

[利用方法]
  • インジェクター使用後はしっかり洗浄して下さい
  • G社のウェルが狭いプレートは非対応だそうです
[設置年度]

2009年度


[用途の概要]

バイオルミネッセンスとケミルミネッセンスがともに測定できる多目的ユニバーサルルミノメーターです。動物細胞やウイルス遺伝子などの発現調節に関与するDNA配列の同定や機能解析を、生物発光法(バイオルミネッセンス)により定量します。

[仕様]

検出部:Ultra low-noise Photomultiplier
測定波長域:360〜620nm
量子効果:24% (420nm)
測定チューブ:12φx75mm
測定時間:0.1〜200sec (0.1sec刻み)
Kinetics測定:10または20ポイントの連続計測と発光曲線のプリントが可能

[注意事項]
  • 規格外のチューブを入れないで下さい。純正のチューブをセンターで販売しています。
  • インジェクタによる測定はしないで下さい。
[設置年度]

1995年度