私を変えた言葉
5 愚直でも一つの物事を

愚直でも一つの物事を これは、私が実験手技を習いに一時期出入りしていた研究室のD教授(女性)の言葉である。 D教授は、帰国子女であったためか、歯に衣を着せない口調が特徴であった。 特に、学生の指導には全身全霊を傾けておら […]

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私を変えた言葉
4 正攻法でいきましょう

正攻法でいきましょう これは、私の留学先の兄弟子で、現在も共同研究者としてお世話になっている呼吸器内科医(兼産業医)のO先生の言葉である。 実は私は、山梨大学に赴任する8年ほど前、某大学より准教授としてお誘いを受けたこと […]

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私を変えた言葉
3 生活しないと研究できないよ

生活しないと研究できないよ これは、留学先の兄弟子で、S大学の解剖学教室のO先生の言葉である。 私は妊娠した妻を置き去りにし(なんてひどい)、単身で米国へ留学した。 数か月後に研究室が引っ越すことが決まっており、最初はN […]

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私を変えた言葉
2 体で理解しない奴はダメだ

体で理解しない奴はダメだ これは、私がポスドク時代にお世話になった、呼吸器内科医のN教授の言葉である。 N教授の留学時代のボスは、アメリカ呼吸器学会では泣く子も黙る存在であった。 そのボスは、夕方のジョギングを日課にされ […]

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ひとりごと
重茂先生を悼む

人にはそれぞれ、自分の人生に影響を与えた人物が存在すると思う。 私にとってのそんな人物が重茂克彦先生である。 私が研究者の道を志したのは、「この方のようになりたい」と思い、そして「この方と同じ道を歩きたい」と思ったからと […]

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